Eric Johnson2014 (EUROPE LIVE期)
今回は2014年のエリックジョンソンが使っていた機材を紹介!エリックジョンソンといえばCliffs Of Dover だと思いますが、私は最初聞いた時スティーブモーズの曲だと勘違いしました。すごい雰囲気似てるよね、うん。
まずギターはフェンダーの57年製ストラト、ピックアップは3シングルです。他にシグネチャーやGibsonのES335を使用。ナチュラルなサウンドを求めていることが伺えますね。
機材の詳細
ギターからの信号は2台のA/Bボックスで3系統に分岐される。1つはジムダンロップCrybaby(ワウ)、マエストロEchoplex(テープエコー)、チャンドラーTubeDriver(オーバードライブ)を経てフルトンウェブのアンプに入力されるライン①でバッキング全般用。ライン②はアイバニーズTS808(オーバードライブ)、ダラスアービターFuzzFace、MXR1500DigitalDelayを経てマーシャルに入力されるリード用。ライン③はクリーン用、エレクトロハーモニクスDeluxeMemoryMan(ディレイ/コーラス)、TCエレクトロ二ックStereoChorus+PitchModulator&Flangerでステレオ出力され2台のフェンダーDeluxeReverbへ入力される。
プログラマブルスイッチャーを使えばもっとシンプルになりそうではあるがエリックジョンソンはA/Bボックスを使っている。こだわりなのかもしれません。
そしてエリックの Echoplexの繋ぎ方は通常とは異なるのでそこもポイントになってきます。
フェンダーDeluxeReverbのアンプセッティング Vo 3 Bass 6 Treble5 他すべて1 (Bright ch1に接続)
ちなみに最近のセッティング
TwoRockトラディショナルクリーン Gain 6 MasterVo 8 Treble3 Middle4 Bass 8(Bassのみブーストしているよう) Reverb send 4 Return 4 Presence 6
フェンダーTwinReverbのアンプセッティング Vo 3 Treble5 Middle9 Bass 9 Reverb 4 Speed 1 Intencity 4 (Vibrato ch1に接続)
マーシャルJMPのアンプセッティング Presence 1 Bass 4 Middle2 Treble 0 Vo1 10 Vo2 9
マーシャルの高音はガッツリカットしてますね私もマーシャルの硬いキンキンした高音は嫌いなので同感です。なおマイキングするスピーカーは基本的にマーシャルのスピーカーのようですね。シグネチャーギターの動画なんかではフェンダーにマイキングしてましたが基本的に求めている音はマーシャルのようです。
今回エリックジョンソンの2014年当時の機材設定を紹介しましたが、それ以前のエリックジョンソンはエフェクターの配置の仕方やキャビネットの木材に拘りまくって囚われた結果思考がループして訳が分からなくなってしまったそうです。2014年のエリックジョンソンはそんな経験から 結局時間の無駄 と思ったそうです。なんじゃそりゃ
というわけで頭を使うなら他に使った方がいいよって具合のエリックジョンソンでした。
ありがとうございました。