EVH エディの2015機材

VANHALENのギタリストでありギターの革命児でありコンポーネントギターの先駆者エドワードヴァンヘイレン(1955-2020)の伝説は数多いですがギタリストなら機材が一番気になっちゃうという事でエディです。

ギターはエディのブランドEVH、といってもフェンダーが作っているので自社ブランドとかではない。

フランケンなどメジャーなモデルなどをメインにチップエリスがワンオフで作ったステルスレッドと呼ばれる赤いEVHはキーボード曲などで使われステンレスフレットが採用されている。その他クロームのフロイドローズとエボニー指板が採用されている点から見てもエディらしい立ち上がりのいいスッキリした音を好んでいた事が伺える。

EVH Wolfgang WG Standard Exotic Ziricote Baked Maple Fingerboard -Natural- (ご予約受付中)【ONLINE STORE】

さぁ気になるアンプのセッティングだが、まずはエディが使っているアンプヘッドを教えよう。こちらも定番5150Ⅲ長年ピービーのヘッドを使ってきたがフェンダーのプロフェッショナルさには敵わなかったのか。ちなみに6基のアンプヘッドのうちエディは1台だけしか使わないので残りはバックアップとしている。さぞ物持ちがよかっただろう。

セッティング  One Gain2 Low4 Mid5 High7 Vol3 Two Gain full Low6 Mid3 High6 Vol3 Three Gain 7 Low4 Mid4 High7 Vol4 Presence1~3ch 6

上記がエディのヘッドアンプセッティングだ。3チャンネルのものを使っており1chでは抜けを重視しているあたり楽曲をメインに作られたバッキング用サウンドと推測できる。2chではディレイをかけると語っていた事からエディのソロタイム用と思われ、3chはおそらく曲中のソロ用という風に読み取れる。

しかしこんなフルゲインで弾くのは逆に凄いがエディは極薄のピックを使っていたのでなせる業だったのかもしれない。

スピーカーはまたまたEVHの4発、かなりラウドなスピーカーが10台はある。マーシャルと同様上段が斜め上を向き下段が正面を向いているハードロックの王道タイプだ。

さらにラックの中を覗くとファーマンPL-Prus C(パワーコンディショナー)シュアーUR4D+、Roland SDE3000 これはディレイだが2台繋いである。レキシコンPCM70×2台(これでラインアウトのモノラル信号をステレオに拡張する、凄く興味深くて鼻息が荒くなる)さらにエディの伝統H&HエレクトロニクスV800 MosFetというパワーアンプが入っている。ちなみにこの中にはデイヴフリードマン製カスタムバッファーが繋いであるのだが繋ぎ順など訳わからん状態である。

足元はラックに比べるとシンプルか、カスタムミュートペダル、ダンロップのEVH95(ワウ)、BOSS OC3、MXR EVH117flanger、EVH phase90、MXR AnalogChorus ふう少なくてよかった。

DUNLOP EVH95 WAH Eddie Van Halen エディ・ヴァン・ヘイレン ワウペダル【送料無料】【smtb-TK】【ポイント6倍】
【即納可能】BOSS OC-5(新品)【送料無料】

しかしワウを使う曲は確かにあるがエディの足元にワウがあるのは以外に感じる。

このシステムのメインは何と言ってもキャビネットの使い方にある。

キャビネットは3台しか稼働していないらしいが真ん中をドライ(主音)、両脇をウェット信号用(ステレオアウトされるディレイ音)として出力している、そしてそのステレオアウトした音それぞれにディレイを加えるといった徹底ぶりがエディの天才さを物語っている。

まだまだ細かい機材があるかもしれないが今日はここまで、次回も機材の勉強するから復習するように。以上。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です